株式会社ツヅキ
汚れにくくローコストな外断熱システムを販売開始
『水垂れ防止用アルミ製水切をパッケージしたRC造向け湿式外断熱システム』
アルミ手すりやアルミ笠木などを販売・施工するアルミ建材メーカーの株式会社ツヅキ（本社：東京都江東区 代表取締役社長：高橋浩二）は、 株式会社高本コーポレーション（本社：大阪府四條畷市 代表取締役社長：高本修一）との共同開発により、 汚れにくく、 ローコストな外断熱システム『LLH湿式外断熱システムwithウッドブリース』を開発、 本格的な提案活動を開始します。
※LLH：Long Life Healthyの頭文字を取ったもの
1．市場および背景
外断熱工法は、 RC造向けに断熱効果や結露対策、 長寿命化として非常に注目されている工法です。
当社では、 1970年よりアルミ建材分野で長年の実績を有しており、 さらに2003年より乾式外断熱工法『LLH外断熱通気層システム』を販売しております。 この度新たにコストパフォーマンスに優れる湿式外断熱工法をラインナップに加えました。
また、 包括業務提携パートナーである株式会社高本コーポレーションでは、 2003年よりRC向け湿式外断熱システムを販売・施工しておりますが、 この豊富な施工実績と高い品質を強みとする湿式外断熱メーカーとの共同開発により、 乾式工法と湿式工法という総合的な外断熱工法への提案を可能としました。
なお、 国内の外断熱システムの市場規模は、 １２０億円と推定され、 2017年4月より施行された建築物省エネ法対策としても注目され、 今後需要の増加が見込まれている分野です。
2．「ＬＬＨ湿式外断熱システムwithウッドブリース」の特徴
本システムは、 共同開発者である株式会社高本コーポレーションの湿式外断熱工法『ウッドブリース』をベースとし、 株式会社ツヅキの製造する「アルミ製水切」をパッケージしたものですが、 主な特徴は「建物の資産価値の向上」「省エネ、 室内温度の安定」「汚れにくい」「低コスト」の４つです。
＜１．外断熱用水切の必要性＞
湿式外断熱工法では、 躯体に断熱材を外部から接着し透湿性塗装にて仕上げます。 そのため、 厚みが約50～100mm程度増します。 サッシ廻りでは通常雨水の処理のため水切を取り付けますが、 国内には、 外断熱に対応した専用の水切がありませんでした。
＜２．アルミ建材メーカーが可能にした専門工事＞
ツヅキはアルミ笠木をはじめとしたアルミ建材を開発・販売・施工する建材メーカーです。 断熱材の厚みやサッシの種類に応じた形状加工などは得意分野です。
通常の外断熱メーカーであれば水切部分は別発注となりますが、 ツヅキなら一括で対応が可能です。
＜３．汚れにくい＞
サッシ周りの水切に立上りの特殊形状を施すことにより、 水垂れを防ぎます。
無断熱
通常の湿式外断熱
3．湿式外断熱の仕様
| 1 | 仕上材 | ウッドブリースフィニッシュコート（意匠性左官仕上げ材） |
| 2 | 重量 | 約8kg／m2 （断熱材厚40mmの場合） |
| 3 | 断熱材の種類、 性能 | ビーズ法ポリスチレンフォーム（EPS) 熱伝導率（λ）=0.036～0.04 W/m・K一般的な厚み40～100mm 最低厚み20mm （防蟻処理品はオプション） |
※ウッドブリースは株式会社高本コーポレーションの登録商標です。
4．「ＬＬＨ湿式外断熱システム」の提案活動について
医療福祉施設、 文教施設、 官公庁施設、 集合住宅の改修案件を中心に、 施主、 設計者に対し、 本工法の採用に向けた提案活動（設計折込）を開始します。
当システムの販売体制は、 株式会社ツヅキが元請ゼネコンより材工で外断熱工事を受注することを原則としております。
１．提案活動開始時期 ２０１７年４月１８日
２．展開エリア 全国
【会社概要】
名称：株式会社ツヅキ
設立年月日：1972年12月
代表者：代表取締役社長 高橋浩二
所在地：東京都江東区木場3-14-4はが木場三ビル
事業内容：外断熱工法、 アルミ建材の開発・販売・施工、 マンション大規模改修
URL： http://www.tuzuki.co.jp
URL：「RC外断熱工法の選び方」 http://llhsotodannetsu.com
名称：株式会社高本コーポレーション
設立年月日：1999年9月
代表者：代表取締役社長 高本修一
所在地：大阪府四條畷市下田原1364-1
事業内容：外断熱や断熱に関する製造・輸入及び販売／内外装材販売
URL： http://www.takamoto-kenzai.com
目黒の賃貸管理会社 ベクエムハウス マルニー
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