不動産業界の情報格差解決に向け、調査・分析を行う『不動産ビッグデータラボ』を新設


株式会社Housmart

不動産業界の情報格差解決に向け、調査・分析を行う『不動産ビッグデータラボ』を新設

【住宅購入に関する意識調査を発表】

住宅購入時に重視する条件ベスト 3 は「立地条件」「購入価格」「将来の売却価格」
購入時点で将来の住み替えを視野に入れる“住み替え族”が半数以上
~ライフステージに合わせて住宅を買い換える傾向が顕著に~

スマホで物件売買できる「カウル」( https://kawlu.com/ )を提供する株式会社ハウスマー ト(本社:渋谷区 代表取締役社長:針山昌幸)は、 不動産業者と消費者の情報格差の解決や、 消費者の堅実な不動産購入支援を目的に、 研究機関「不動産ビッグデータラボ」を新設します。 第一弾の取り組みとして、 住宅購入に関する意識調査を実施しました。

■「不動産ビッグデータラボ」設立の背景

国内の不動産業界では、 情報の信頼性や透明性が低く、 不動産業者と消費者の情報格差が問題視されています。 特に中古住宅においては、 建物の状態や管理状況、 リフォーム履歴の情報 など、 消費者が必要としている情報やサービス提供が不十分であるのが現状です。

そこでハウスマートでは、 「不動産ビッグデータラボ」を新設し、 カウルが保有する約 1,000 万件以上の過去の売買・賃貸事例などのビックデータの分析を行います。 不動産に関する独自 の情報提供の実施や、 国土交通省による既存住宅の表示・登録制度「安心 R 住宅」の運用に関 する分析レポートなど、 国の動きに関する情報提供も行い、 不動産業界全体の情報透明化や課 題解決を目指します。

 
■「不動産ビッグデータラボ」の主な活動について

1.不動産業界に関する資料・調査の公表(不定期) 公式サイト等の当社媒体において、 基礎的な不動産業界に関する統計やニュース配信を実施し ます。 「不動産ビッグデータラボ」の Web ページは近日公開予定です。

2.『不動産データ研究会』の実施 不動産業者、 専門家、 ベンチャー企業及び報道機関、 そして消費者を対象とした研究会活動や 講演を実施していく予定です。

<講演実績> 「不動産テック最前線!AI×ビックデータ×不動産専門知識が生み出すサービスとは」 (2017年10月11日、 maneoマーケット株式会社)代表取締役針山が登壇 など

■住宅購入に関する意識調査

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【主な調査結果】
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1. 住宅購入の際に重視する点は「立地条件」(89.3%)が最多、 次いで「購入価格」(84.5%)、 「将来の売却価格」(56.3%)であった。

2. 住宅購入時に意識するのは「将来の住み替え」(60.2%)が最多。 一部で「SNS 映え」や「民 泊ができる間取り」を意識する人も。

3. 住み替えを行いたいと思うタイミングは、 「子供の独立」(33%)、 「相場よりも高く売れる 時」(33%)が最多、 次いで「老後」(32%)であることが判明。

4. 約 4 割が住み替え(買い替え)経験があると回答。

5. 住み替え時の住宅ローン未返済額の平均値は、 当初の借入額の約 7 割であることが判明。

6. 住み替え経験のある 9 割(94%)が、 住み替え後の住宅に満足。 家族構成やライフスタイル の変化に合わせた間取りや立地条件を重視することで、 満足度の高い住み替えを実現。
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1. 住宅購入の際に重視する点は「立地条件」(89.3%)が最多、 次いで「購入価格」(84.5%)、 「将来の売却価格」(56.3%)

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住宅購入を検討する上で、 重視する点は「立地条件」「購入価格」「将来の売却価格」に多く 集まりました。 立地などの希望条件を満たし、 コストパフォーマンスに優れた中古物件に注目 が集まっていることが予想されます。

2. 住宅購入時に意識するのは「将来の住み替え」(60.2%)が最多。 一部で「SNS 映え」や「民 泊ができる間取り」を意識する人も

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約 6 割の人が「将来の住み替えを意識して購入する」と回答し、 次に多いのは「職場からの距 離を意識した」物件選びでした。 売却のしやすさや賃貸への転用といった資産価値を視野に入 れた住宅購入スタイルの一般化や、 職住近接の傾向が顕著に現れています。 また、 民泊を行い たいと考えている人や、 住宅購入でも SNS 映えを意識する人がいることも明らかになりました。

3. 住み替えを行いたいと思うタイミングは、 「子供の独立」(33%)、 「相場よりも高く売れる 時」(33%)が最多、 次いで「老後」(32%)

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子どもの進学や独立といった、 子育てに合わせた住み替えを理想とする回答が多く集まりまし た。 また、 相場より高く自宅を売却出来るときや、 相場よりも安く自宅を購入出来るときに住 み替えを行いたいと思う層も一定数存在し、 自宅購入に投資的な視点が意識されていることが 伺えます。

4. 約 4 割が住宅を 2 回以上購入する住み替え経験があると回答

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4 割の人が、 自宅の住み替えをしたことがあると回答しました。

5. 住み替え時の住宅ローン未返済額の平均値は、 当初の借入額の約 7 割であることが判明

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住み替え時の住宅ローン残額は「2,000 万円未満」が最多で、 残債率※の全体平均は 72%でした。 これらのことから、 多額の住宅ローン残債を抱えている場合や、 住宅購入後短期間でも、 住み 替えには積極的な傾向があることが判明しました。

※残債率の計算式=住み替え時、 住宅ローン残額/住み替え前の住宅の購買金額

6. 住み替え経験のある 9 割(94%)が、 住み替え後の住宅に満足。 家族構成やライフスタイル の変化に合わせた間取りや立地条件を重視することで、 満足度の高い住み替えを実現。

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住み替え経験者の約 9 割が住み替え後の住宅に満足していると回答しました。 家族構成やライ フスタイルの変化に合わせた間取りや立地条件を重視することで、 満足度の高い住み替えが実 現されている傾向にあります。

【調査概要】
調査名:住宅購入に関する意識調査
調査期間:2017年10月11日~10月16日
調査対象:20 代~60 代の中古マンション購入・売却仲介サービス『カウル(kawlu)』利用者 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効サンプル数:106 サンプル

◼株式会社 Housmart(ハウスマート)会社概要
代表者:代表取締役 針山 昌幸
所在地:東京都渋谷区円山町28-4 大場ビルA館6B
設立:2014年10月
免許:宅地建物取引業免許 東京都知事(1)第 97271 号
URL: http://housmart.co.jp/
提供サービス:中古マンション購入・売却仲介サービス『カウル( https://kawlu.com/market )』、 マンション情報メ ディア『マンションジャーナル』

【カウル概要】

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提供開始:2016 年 1 月 利用料金:基本無料(有料プランあり)
※物件売買時に発生する、 仲介手数料は売却時、 購入 時共に物件価格の 1.5%(従来手数料の約半額 )

対応機種:Android4.1 以降、 iOS9.0 以降
URL:Web版 https://kawlu.com/
iPhone アプリ版 http://goo.gl/0ZJZqw
Android アプリ版 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.housmart.kawlu

■代表取締役 針山 昌幸プロフィール

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一橋大学卒業後、 大手不動産会社で不動産仲介、 用地の仕入、 住宅 の企画など幅広く担当。 顧客の利益が無視された不動産業界の慣習 や仕組みを変えることを志して、 2011 年楽天株式会社に入社。 大手 企業に対し、 最新のマーケティング・ビックデータ・インターネッ トビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。 2014 年 9 月株式会社 Housmart(ハウスマート)を設立し、 最新のマーケティン グ手法を駆使した中古マンションの売買を行う。 ハウスマートの経 営を執り行う傍ら、 テレビや雑誌への出演など、 マンション専門家としても活動。
著書に「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」 (出版社:日本実業出版社) [Amazon ランキング・ベストセラー1 位/マンションカテゴリー]


目黒の賃貸管理会社 ベクエムハウス マルニー
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