円マイナス金利下での資産運用に関する消費者意識調査


メットライフ生命

【円マイナス金利下での資産運用に関する消費者意識調査】

 外貨での資産運用に興味を持つ人は75.2%という結果に

メットライフ生命保険株式会社(代表執行役 会長 社長 サシン・N・シャー)は、 全国の20代~50代の資産運用に興味を持っている男女724人に対し、 マイナス金利導入後の日本経済に対する不安と今後の資産運用に関する意識調査を実施しましたのでお知らせします。

【マイナス金利導入後の資産運用に対する考え方の変化】
調査をした724人中、 外貨での資産運用に興味を持っている人の割合は、 全体の75.2%をしめており、 同時に56.6%が円の資産運用だけでは不安だと感じていました。 マイナス金利による経済環境の変化が、 「資産は円で」というこれまでの消費者心理に影響を与え始めているようで、 全体の34.2%がマイナス金利導入で資産運用の考え方が変わったと答えました。 そして、 資産運用の考え方が変わったと回答した人が今後実施を検討している取組みとして、 「外貨投資」が24.2%でトップとなりました。

一方で、 実際に外貨で資産運用している人は全体の36.9%に留まっています。 その理由として「何となく損をしそう」(39.5%)、 「外貨はリスクが高い」(38.7%)、 「円に戻すタイミングが難しそう」(37.8%)が上位に挙がっており、 その背景に、 消費者の中に未だ「外貨に対する漠然とした不安」や「外貨は短期的な資産運用」とのイメージが根強くあることが考えられます。

【外貨リテラシー向上に対する当社の取組み】
このような消費者における関心の高まりを踏まえ、 当社は、 本年2月に外貨と外貨建保険を分かりやすく楽しく学べる動画「世界を味方につける新しい保険のカタチ」を制作しました。 また、 当社が考えるいまの時代に即した新しい保険の備え方をご提案する、 外貨建保険専用のホームページも開設しています。

外貨をもっと身近に、 外貨建保険をもっとわかりやすく 「外貨建保険専用サイト」
http://www.metlife.co.jp/products/fx/special/

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<外貨建保険専用サイトTopページ>       <動画オープニングキャプチャ>

生命保険商品には、 終身保険のように長期にわたる契約があり、 このような契約では保険金・給付金をお受け取りいただく際に物価変動の影響を受ける可能性があります。 当社は、 円建の保険と外貨建の保険を組み合わせて持つことが、 長期にわたり保険商品の資産価値をまもる解決策の一つだと考えます。 そしてそのことがお客さまの安心につながり、 保険本来の役割を果たすことができると考えています。

当社は、 約150年の歴史と実績を持つ米メットライフの資産運用におけるリスク管理と分散投資に関するノウハウや、 世界約50ヵ国のネットワークによるグローバルなマーケットのリアルタイムな情報を役立てることができます。 1999年2月、 時代に先駆けて日本初の米ドル建終身保険の販売を開始以来、 外貨建保険商品の拡充と普及に努めており、 これからも、 お客さまの資産形成や必要な保障を守るため、 グローバル企業としての強みを活かした商品やサービスの充実に努めてまいります。
                                                 以上

【調査概要】
1. 調査の方法:株式会社マクロミルが運営するインターネットリサーチ「Quick Mill」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2. 調査の対象:マクロミルのモニタ会員のうち、 個人年収400万円以上の男女
3. 有効回答数:724人(20代:181人、 30代:181人、 40代:181人、 50代:181人)
4. 調査実施日:2016年3月29日(火)~3月30日(水)

【調査項目一覧】
■1.日本経済に対して不安に思うこと
1・1.今後10年の日本経済の先行きに対しての不安
1・2. 今後10年の日本経済の先行きに対して不安に思う理由

■2. マイナス金利導入が「資産運用に対する考え方」へ与える影響
2・1. マイナス金利の導入に伴った資産運用に対する考え方の変化
2・2. マイナス金利の導入で資産運用の考え方が変わった人のマイナス金利対策(実施済)
2・3. マイナス金利の導入で資産運用の考え方が変わった人のマイナス金利対策(実施予定)

■3. 円と外貨における資産運用について
3・1. 円建の資産運用に対する意識
3・2. 外貨建資産運用に対しての意識と運用の実態
3・3. 外貨建資産運用に興味があっても手を付けられない理由

■1.日本経済に対して不安に思うこと
1・1.今後10年の日本経済の先行きに対しての不安
20~50代の男女に対して、 「今後10年の日本経済の先行きに対してあなたは不安に思っていますか?」と質問をしたところ、 「不安に思っている」と回答した人が全体の89.1%、 特に「とても不安に思っている」と回答した人は32.9%という結果になりました。

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(有効回答数=724)


1・2.今後10年の日本経済の先行きに対して不安に思う理由
20~50代の社男女で、 「今後10年の日本経済の先行きに対して不安に思う」という回答をした方に対し、 「あなたが今後10年の日本経済の先行きに対して不安だと感じる理由は何ですか?」と質問をしたところ、 1位は「消費税増税による景気低迷(23.9%)」、 2位は「社会保障費の増加(22.6.%)」、 3位は「国債残高の更なる増加(22.6%)」という結果になりました。

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(有効回答数=645)


■2.マイナス金利導入が「資産運用に対する考え方」へ与える影響
2・1. マイナス金利の導入に伴った資産運用に対する考え方の変化

20~50代の男女で、 「今後10年の日本経済の先行きに対して不安に思う」と回答をした方に対し、 「マイナス金利の導入で、 あなたの資産運用への考え方は変わりましたか?」と質問をしたところ、 34.2%の方が、 「資産運用に対して意識が変わった」という結果になりました。

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(有効回答数=724)


2・2. 「マイナス金利の導入対策(実施済)」トップ3
1位 節約の強化
2位 金利の高い銀行へ預け換え
3位 タンス預金をする

マイナス金利の導入で、 資産運用への考え方が変わったという方を対象に、 「マイナス金利の導入に対して「既に対策をしているもの」はありますか?」と質問をしたところ、 1位は「節約を強化する」(51.6.%)、 2位は「金利の高い銀行へ預け換え」(26.6%)、 3位は「タンス預金をする」(23.8%)という結果になりました。

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(有効回答数=248)


2・3.「マイナス金利の導入による導入対策(実施予定)」トップ3
1位 外貨投資
2位 高金利の銀行へ乗り換え
3位 住宅ローンの借り換え

マイナス金利の導入で、 資産運用への考え方が変わったという方を対象に、 「マイナス金利の導入に対して、 「今後新たにする予定のもの」はありますか?」と質問をしたところ、 1位は「外貨投資」(24.2%)、 2位は「金利の高い銀行へ預け換え」、 3位は 「住宅ローンの借り換え」という結果になりました。

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(有効回答数=248)


3.円と外貨における資産運用について
3・1.円建の資産運用に対する意識

「あなたは円だけで資産をもつことで、 安心が得られると考えていますか?」という質問に対して、 「あまり思わない」、 「全くそう思わない」という回答が56.6%という結果になりました。
このことから、 円の資産運用だけでは不安と思っている人が過半数を占めることが判明しました。

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(有効回答数=724)


3・2.外貨建資産運用に対しての意識と運用の実態
外貨建の資産運用に興味がある人は75.2% 、 一方、 実際に行っている人は36.9%という結果に

また、 「外貨建の資産運用に対して興味がありますか?」という質問に対しては75.2%が、 「外貨建資産運用」に興味があると回答しました。 一方で、 「外貨建資産運用に興味がある」と回答した方を対象に、 「外貨建の資産運用を現在行っていますか?」と質問をしたところ、 実行している方はそのうち36.9%に留まるという調査結果となりました。

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(有効回答数=724)             (有効回答数=545)


3・3.外貨建資産運用に興味があっても実行していない理由
1位 なんとなく損しそうなイメージがある
2位 外貨はリスクが高いと感じる
3位 円に戻すタイミングが難しそう

外貨建の資産運用に興味はあるが現在行っていない方を対象に、 「現在外貨建の資産運用を行っていない理由は何ですか?」と質問をしたところ、 1位は「外貨はリスクが高い」(39.5%)、 2位は「何となく損しそうなイメージがある」(38.7%)、 3位は「円に戻すタイミングが難しい」(37.8%)という結果になりました。

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(有効回答数=344)



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