株式会社LIXIL
LIXIL、大型台風の最大風速にもしっかり対応「シャッター 標準タイプ・耐風タイプ」の耐風圧性能を強化し、発売
～標準タイプは、従来の耐風圧性能800Paから1.5倍となる1200Paを実現、耐風タイプは1600Paまで向上、木材3kgが時速55kmで衝突しても安心なJD相当の耐衝撃性を実現～
株式会社LIXILは、 昨今の台風大型化に伴い、 より多くのエンドユーザーさまに安心・安全な暮らしをお届けできるようTOSTEMブランドの「シャッター 標準タイプ」の耐風圧性能を向上（ 従来比1.5倍となる1200Paを実現 ）させ、 リフォーム用は2020年5月より、 新築用は2020年7月1日より、 全国で発売します。 また、 この度「シャッター耐風タイプ」についても、 耐風圧性能を強化（ 1600Paを実現 ）しました。
さらに、 「取替雨戸パネル」には、 優れた断熱性・防音性に加え、 台風による飛来物に強い（※1）「アルミ枠用 防護断熱タイプ」を新たに追加し、 2020年8月3日より全国で発売します。
※特設ページ「大型台風に備える窓の安全対策」： https://www.lixil.co.jp/reform/bosai/
※窓ガラスの飛来物対策 検証実験動画： https://biz-lixil.com/tv/play.php?id=6128055713001
昨今、 台風の大型化により、 全国各地で観測史上最も強い風が吹き荒れ、 大規模な停電や屋根の損傷など住宅への被害が多発しています。 2014年以降に上陸した台風の数は年間に平均約4.7回と、 それまでと比較すると2倍以上に増加（※2）しており、 今後も地球温暖化によって毎年のように大きな被害が発生する可能性が高まっています。
台風の暴風に対して住宅のウィークポイントとなるのは「窓」であり、 大きな被害を出さないためには「窓」を守ることが重要 です。 一般に、 窓ガラスが風だけで割れる心配は少なく、 窓ガラスが割れる原因の多くは風で飛ばされたものがぶつかるためです。 飛来物からしっかりと「窓」を守るには、 窓ガラスにダンボールや養生テープを貼る対策では割れるのを防ぐことはできず、 より安全性を高めるにはシャッターや雨戸を設置することが効果的 （※3）です。
そこでLIXILは、 大型台風から大切な家族と住まいを守り、 より多くのエンドユーザーさまに安心・安全にお過ごしいただけるよう、 シャッターの耐風圧性能を強化するとともに、 より台風の飛来物に強いアルミ枠用の取替雨戸パネルを開発いたしました。
「シャッター 標準タイプ」は、 昨今の大型台風における最大風速にも対応するためには、 従来の800Paからさらに強化する必要があり、 従来比1.5倍の強度となる耐風圧性能1200Pa・飛来物衝突試験C相当（※4）を実現 しています。 これにより、 建物の形状や周辺の環境などにより非常に強い風が吹く場合でも、 より一層安心してお使いいただけます。
また、 「シャッター 耐風タイプ」は、 アルミ製スラットを採用し塩害や腐食に強いだけでなく（※5）、 耐風圧性能は標準タイプよりもさらに強い1600Paまで向上させ、 木材3kgが時速55kmで衝突しても窓ガラスが割れることを防ぐことができる飛来物衝突試験JD相当（※4）を実現 しています。 それによって沿岸地域・強風地域でも飛来物からしっかりと窓ガラスを守ることができます。
今までは、 一般的に防犯対策としてシャッターを1階にだけ設置するケースが多いですが、 LIXILは安心・安全な住まいの実現に向け、 飛来物対策のため2階へも設置することを提案・推奨していきます。
さらに、 既存の雨戸枠はそのままでパネルのみの交換が可能な「取替雨戸パネル」には、 硬質発泡ウレタンの注入により優れた断熱性と防音性はもちろん、 台風による飛来物からしっかり窓を守る（飛来物衝突試験JD相当（※5））「アルミ枠用 防護断熱タイプ」を追加しラインアップを充実させています。
リフォームシャッターは最短約60分（※6）、 取替雨戸パネルは最短約30分（※6）でリフォーム工事ができるので、 エンドユーザーさまの負担にならず、 窓まわりの防災・防犯対策を手軽に行うことができます。
LIXILでは、 今後もTOSTEMブランドを通じて住まいの窓・ドアから“豊かで快適、 心地よい住生活”を考え、 様々な商品・サービスをご提供していきます。
注釈.
※1 飛来物衝突試験により、 採風タイプ・標準タイプと比較し台風飛来物に強いことを確認しています。
※2 気象庁 台風の統計資料より
※3 窓ガラスの飛来物対策動画 検証実験より https://biz-lixil.com/tv/play.php?id=6128055713001
※4 C相当：強風により飛来物（2kgの木材・時速44km相当）が衝突してもシャッター・雨戸により窓ガラスが割れるのを防ぐことができました。
JD相当：強風により飛来物（3kgの木材・時速55km相当）が衝突してもシャッター・雨戸により窓ガラスが割れるのを防ぐことができました。
なお、 飛来物衝突試験はJIS R 3109の試験方法に基づき公的機関にて試験を行っています。 これは飛来物に対するガラスの試験であり、 シャッター・雨戸で同様の試験を行った結果となります。 住宅用の試験段階はA～JD（A<b<c<jdの4段階）まであり、 一般的な地域の住宅ではaまたはbの試験条件に耐えうる性能が求められ、=”” さらに沿岸地域・強風地域ではjdの試験条件に耐えうる性能が求められます。 LIXILでは一般的な地域の住宅で求められるA、 Bよりも厳しい条件であるC・JDでも試験を行っています。
※5 標準タイプ（鋼板スラット）よりも強い仕様です。
※6 施工時間は現場により異なります。 電動仕様については、 施工時間に電気配線工事の時間は含まれません。
＜参考資料＞
■商品特長
・「シャッター 標準タイプ・耐風タイプ」について
「シャッター 標準タイプ」は、 昨今の大型台風における最大風速にも対応するためには、 従来の800Paからさらに強化する必要があり、 従来比1.5倍の強度となる耐風圧性能1200Pa・飛来物衝突試験C相当を実現しています。 これにより、 建物の形状や周辺の環境などにより非常に強い風が吹く場合でも、 より一層安心してお使いいただけます。
また、 「シャッター 耐風タイプ」は、 アルミ製スラットを採用し塩害や腐食に強いだけでなく、 耐風圧性能は標準タイプよりもさらに強い1600Paまで向上させ、 木材3kgが時速55kmで衝突しても窓ガラスが割れることを防ぐことができる飛来物衝突試験JD相当を実現しています。 それによって沿岸地域・強風地域でも飛来物からしっかりと窓ガラスを守ることができます。
今までは、 一般的に防犯対策としてシャッターを1階にだけ設置するケースが多いですが、 LIXILは安心・安全な住まいの実現に向け、 飛来物対策のため2階へも設置することを提案・推奨していきます。
・「取替雨戸パネル アルミ枠用 防護断熱タイプ」について
「取替雨戸パネル」には、 硬質発泡ウレタンの注入により優れた断熱性と防音性はもちろん、 台風による飛来物からしっかり窓を守る（飛来物衝突試験JD相当）「アルミ枠用 防護断熱タイプ」を追加しラインアップを充実させています。
■参考価格
・「シャッター 標準タイプ（サーモスLシャッター付引違い窓）」
シャッターW：1690mm ×シャッターH：2030mmの場合
スマート電動：264,600円、 電動：214,600円、 手動：144,600円
・「シャッター 耐風タイプ（サーモスLシャッター付引違い窓）」
シャッターW：1690mm ×シャッターH：2030mmの場合
手動：224,000円
・「取替雨戸パネル アルミ枠用 防護断熱タイプ」
テラスサイズ（1601≦雨戸H）の場合
28,300円
※価格には、 消費税及びガラス代・網戸代・組立・取付・運賃費等は含まれておりません。
■発売地域
全国
■発売日
・「シャッター 標準タイプ」
新築用：2020年7月1日／リフォーム用：2020年5月1日
・「取替雨戸パネル アルミ枠用 防護断熱タイプ」
2020年8月3日
■LIXILについて
LIXILは、 世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、 日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、 お風呂、 キッチンなどの水まわり製品と窓、 ドア、 インテリア、 エクステリアなどの建材製品を開発、 提供しています。 ものづくりの伝統を礎に、 INAX、 GROHE、 American Standard、 TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、 世界をリードする技術やイノベーションで、 人びとのより良い暮らしに貢献しています。 現在約75,000人の従業員を擁し、 世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、 生活者の視点に立った製品を提供することで、 毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
LIXILなどのブランドを展開する、 株式会社LIXILグルーフ゜（証券コート゛: 5938）は、 2020年3月期に1兆6,944億円の連結売上高を計上しています。
LIXILについて：www.lixil.com/jp、 https://www.facebook.com/lixilcorporation/
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