同性カップルで家探しをする際、不動産会社にカミングアウトをする人は約3割~SUUMOジャーナルがLGBTの家探しを調査~


株式会社リクルート住まいカンパニー

同性カップルで家探しをする際、不動産会社にカミングアウトをする人は約3割~SUUMOジャーナルがLGBTの家探しを調査~

 株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野 健)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、 住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、 結果をご紹介しています。 今回は、 「同性カップルの住まい探しや同居してからの生活」に関して結果をまとめましたので、 お知らせします。

「カミングアウトする必要がなかったのでしなかった」は、 女性同士カップルは52.0%、 男性同士カップルは41.7%

20180524news01

セクシュアリティ別に見ると、 「カミングアウトする必要がなかったのでしなかった」は、 女性同士カップルのほうが10.3ポイント高い結果に。

理由としては、 女性は「女性二人でのシェアハウスですがいいですかと聞いたらOKだったので、 特に話す必要がなかった(44歳・女性・バイセクシュアル)」といった声が多く見られました。 一方、 男性は「同性パートナーだというと物件を探してもらえなくなると思った(53歳・ゲイ)」「カミングアウトすることが怖かった(52歳・ゲイ)」など、 カミングアウトしたあとの反応に対してネガティブなイメージを抱いている人が多いように感じました。

「自分から積極的にカミングアウトした」は、 男性同士カップルが2.4ポイント上まわりました。
理由としては、 「自分から打ち明けることで、 その後のやり取りにおいて信頼をもってもらうため(25歳・ゲイ)」「カミングアウトしたほうが、 あとから露呈してトラブルになるより得策だと感じた(50歳・男性・バイセクシュアル)」など。

家探しで苦労した人は4割。 男性同士カップルのほうが苦労した人が多い

20180524news02

家探しの苦労については、 「あまり苦労していない」「まったく苦労していない」を合わせると半数を超えましたが、 「やや苦労した」「非常に苦労した」も、 全体の4割で、 苦労した人も多いことが分かります。

細かく見ていくと、 男性同士カップルのほうが「非常に苦労した」の比率が14.2ポイント高く、 「まったく苦労していない」は女性同士カップルのほうが11.2ポイント高い結果となりました。

それぞれのコメントは以下のとおり。
【やや苦労した】
・「ええっ」って顔をされた(58歳・ゲイ)
・女性同士の入居に不信がられてしまった(33歳・女性・バイセクシュアル)
【非常に苦労した】
・断られた(29歳・ゲイ)
・同性同士の同居に対して、 不動産会社の人たちから偏見の目で見られた(53歳・ゲイ)
「あまり苦労していない」
・友達同士のふりをした。 お互いに同居したほうが安くすむからと言った(38歳・女性・バイセクシュアル)
・LGBTへの配慮がある行政区に相談し、 円滑に住居を見つけられた(36歳・ゲイ)
「まったく苦労していない」
・購入なので身元調査はされなかった(52歳・ゲイ)

記事の詳細はコチラ▼
同性カップル調査
家探しをする際、 不動産会社にカミングアウトをする人は約3割
http://suumo.jp/journal/2018/05/24/155061/

<調査概要>
[同性カップル調査]より
・調査期間:2018年3月26日~30日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:LGBTに該当し、 かつ同性のパートナーがいたことがある18歳~59歳の全国の男女
・有効回答数:364名(うち、 男性同士カップル227名・女性同士カップル137名)

20180524news03

目黒の賃貸管理会社 ベクエムハウス マルニー
東京都品川区上大崎3-10-44
TEL.03-6277-3041(代表) FAX.03-3445-2381